日本酒【才媛ノ誉】一本15,000円は高すぎるので、真相を聞きに行った話




どうも、突然の昭和の酔っ払いスタイル(偏見の塊)で失礼します。高橋大希ち@daikichitarou)と申します。

突然ですがみなさん、僕が手に持ってるものなんだかわかりますか?

そう、

ワンカップ!です

僕はある日こいつを片手に、作業をしていたのですが、

その際に、とんでもねぇものを見つけてしまったのです。

安心してください。僕も自分の大根役者っぷりには、驚きおののいてます。

日本酒500mlで15,000円!

僕が持っているワンカップは一本200円

これは「凄まじい悪徳商売が繰り広げられているのではないのか…」ということで今回はこのお酒を販売している当事者の方に直接お話を伺ってきました!

超高額日本酒の謎…とくとご覧あれ!



15,000円の日本酒・才媛ノ誉の謎に迫る!

大希ち
ということで今日はよろしくお願いします!
友二さん
よろしくね。

すんげぇ男前ですが、僕と同じ愛大生の方です。(北尾友二さん)どんな人かはこの記事を読んでくだされ…

大希ち
友二さんたちが今回クラウドファンディングで出してるお酒は15,000円。で、このカップ酒は200円なんですよね。ちょっと高すぎなんじゃないですか?
友二さん
そもそも、15,000円って本当に高いと思う?
大希ち
そりゃ高いですよ!2本でSwitch変えますもん!

厳密に言えば少し足りません事をここに謝罪いたします。(出典:https://amzn.to/2Jp2RS8

友二さん
(その基準はわからん…)
日本酒って今まではどんな製法で作っても、高くて3,000円〜5,000円の世界だったんよね。

でも、今東京で17,000円のものが売れ始めていたり、海外…例えば香港とかで37万円で売られとったりするんよね。

大希ち
(やばい言いくるめられる)
でも、送料も関税も込みの値段ですもんね!
友二さん
送料はかかるけど、関税は香港0なんよ。

「関税0とかありかよ〜」の腰の反りです。

友二さん
でも、モノとしては当然日本で売っとるものとおんなじものなわけよ。つまりあっちでは相当なプレミアがついて販売されとるわけよ。
大希ち
で、で、でも今回の15,000円は高いですよ!
友二さん
高いって言っても今回のモノだとぶっちゃけ正当な金額なんよね。原価がめっちゃかかってて。
大希ち
えっ詳しく聞いていいですか?

才媛ノ誉が高い理由

友二さん
理由は2つあって、一つは日本酒が25年置かれとる年代物っていうこと。それだけ維持費がかかっとるし、25年ものが出るってことがあんまりないことなんよね。
大希ち
酒蔵さんはあえて出してなかったんですか?
友二さん
出し方を悩んどったらしいよ。
大希ち
確かにワインみたいにビンテージものの日本酒!ってあんまりイメージないですね。

ちなみに「ワイン ビンテージ」で調べたら、凄まじいのが出てきました。こんなにポイントついたらなんでも買えるな…

友二さん
あるにはあるけど、あんまり聞かんよね。

それに30年古酒とかでも金額的にそんなに上がらんのんよね。この前飲んだのも、一杯500円とかだったし。

大希ち
ワインとかすごいのすごいですもんね。

どーもすごいのです。

友二さん
そう。そういう文化がいいとか悪いとかではなくて、日本酒もそういう出し方をすれば幅が広がるよねっていう。
大希ち
確かに。
友二さん
それと砥部焼とコラボしていて。

砥部焼とのコラボ。めっちゃいいっす…(https://www.makuake.com/project/sakeex/

大希ち
入れ物が砥部焼っていうのいいですよね〜
友二さん
これ裏話なんやけど、最初は櫻井漆器もありかな〜って考えとったんよね。

櫻井漆器の綺麗さで、愛媛の伝統産業のポテンシャルに驚いてます。愛媛もしやすごいのでは…?(出典:https://www.sugomono-ehime.com/product/detail.html?id=45

友二さん
でもそれはちょっと叶わずで、砥部焼にしたんやけど。一番最初に連絡をした梅山窯さん「やりましょう!」ってなって。

ちなみに梅山窯さん、最近スタバともコラボ商品を出されています。チャレンジングや…(出典:https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2019-2987.php

大希ち
藍色と朱色の感じが最高ですよね〜(もはやファン)
友二さん
実はデザインは俺らもちょっと考えさせてもらって。で、色付けはもちろん職人さんが一個一個手書きで書いてもらっとんよね。

手書きってすごいですよね…そりゃ高いわ。

友二さん
それに桐箱とか、色んなとこで使っとる画像とか色々お金かかっとるから、結局原価的には買った人も納得するくらいかかっとるね。

もう白状しますが、全部好きです。

友二さん
地酒古酒×地元伝統産業で愛媛色を出して、プレミア価格で売る」っていうのが、その当時考えた上でのベストだったよね。
大希ち
今は日本酒の年代物であることにそこまでの価値はないけれど、そこを「日本酒の年代物は高い」っていう文化を作っていこうとしてるんですね。
友二さん
もっというと年代物じゃなくても、純米大吟醸とかでも一手間加えたものならもっと値段変えてもいいよねっていうのがあるね。



今の日本酒は安すぎる?

大希ち
現状の日本酒って安すぎるんですか?
友二さん
う〜ん。安いものがあるのはいいんやけど、値段の幅が少ないよね。めっちゃ高いプレミアみたいなのもあっていいはずなのに、あんまないのがね。
大希ち
じゃあこいつもやっぱいていいんですね。

いていいそうです。

友二さん
もちろん。でも、特別な日に奮発して買う日本酒っていうのがあってもいいよね。

なぜやろうと思ったのか?

大希ち
そもそもなんでやろうと思ったんですか?
友二さん
最初はインバウンドのお客さんに向けた酒蔵ツアーみたいなのをやろうと思っとって。

※インバウンド…外国人が訪れてくる旅行のこと

大希ち
ほお。
友二さん
でも、愛媛の地酒を目的に愛媛に来る人ってそんなにおるかわからんやん。やけん、調べに行こうと思って香港に行って

淡々と話してますが、すげぇ頑張ってます。

友二さん
そしたら日本酒がそれこそ37万円とかで売られとるわけよ。でも、俺らが見た中では、愛媛の地酒は一個もなかったんよね。

きっとその棚をこんな憂いを帯びた目で見ていたのだと推察します。

友二さん
それで、「やばい、輸出がどうとかの前に存在を知られてないぞ」って。やっぱり日本の中でも有名なやつを揃えとる感じやったから。
大希ち
「いい酒を粛々と作って県内で売ってます!」では、世界には出せないと。
友二さん
そう。もちろん出せるっていう意見もあるやろうけど、国内でブランドを確立させて海外に、っていう方が綺麗やなと。

現状の課題

大希ち
こんだけ色々聞いた上でいうことじゃないですけど、15,000円って、とはいえめっちゃ高いじゃないですか。

これはどういう人にどういう時に飲んでもらいたいモノなんですか。

友二さん
実は今そこで悩んで色々やっとって。

実際に出してみて、俺ら的にはイマイチやったんよね、反応が。もちろん沢山の人に買ってもらってありがたいのはありがたいんやけど。

めっちゃ楽しそうに話してますが、この人めっちゃ工夫して色々してます

友二さん
俺ら的にはクラファンページの下の方にあった会員限定ECサイトの登録を集めて、それを元に酒蔵さんに営業をかけてお酒を作っていくっていうのを考えとったんやけど、それが崩れて。
大希ち
今回は古酒×伝統産業でいったけれど。
友二さん
ちょっと違ったのかなと。やけん今は仲間集めみたいな所からやっとんよね
大希ち
仲間集め?
友二さん
そう、消費者側の母数をあらかじめ集めて声を聞こうっていう。

右から日本酒、日本酒、烏龍茶で、友二さんが飲んでいたのは烏龍茶です。

友二さん
俺らが今やろうとしてるのは、酒蔵さんと飲み手が直接交流できる場所作りなんよね。

今はそこに必要なコンテンツを“準備室”っていうのを立ち上げて話し合っとるところやね。

大希ち
なるほど。今回は古酒や砥部焼を使用することで値段が高くても納得感を持って買ってもらえるよう工夫したけれど、思ったより反応がよくなかった。

その中で、次は酒蔵さんと直接繋がってファンになってもらうことで買い手を増やそうってことですね。

友二さん
そう、飲み手の意見をより直接的に聞きたいしね。
大希ち
「どんなモノだったらお金払いますか?」っていうのを。
友二さん
今回は、古酒×砥部焼だったけど、俺らなら買うっていうのはダメなんよね。

そうじゃなくて、飲み手の人の声を聞いておいて、「このくらいの人達がこういう商品なら買うそうなのですが、やりませんか?買う人はもういるのでリスクないですよ」っていう提案ができる形にしていきたいね。

日本酒産業の未来

大希ち
やっぱり現状の日本酒一本を1,500円で売り続けるというのはしんどいんですかね。
友二さん
ん〜しんどいと思うよ。現状、日本国内での消費は落ちとるわけやからね。

それに現実海外への輸出は増えてる訳で、外へ売るっていうのは必要な変化なんだと思うよ。

大希ち
確かに。
友二さん
減っとるってことは何か変えて行かないといけないと思うんやけど、人手不足だったり、外注にかけるお金を出せないだったり、自信があるゆえに変化を選ばないだったり、色々な要因があって変わらないんよね。

でも、変わらないと俺ら的には先がないとも思う。

やから、別に俺らはいい事をしとるとかじゃなくて、ただ必要な事をしとるだけなんよなぁ。

と、語る友二さんはめちゃめちゃかっこよかったです!ありがとうございました。

さいごに

今回は、日本酒を15,000円で売っている謎に迫ってみました。

15,000円!と聞くと、「高い!」と思ってしまいますが、そこに含まれているこだわりの一つ一つを聞いてるともはや安いのではないかと思い、インタビューが終わった直後、クラファンでポチッとしてしまいました…

高いものには訳がある

よく聞く言葉ですが、こういうことだったのかと人生で初めて感じました。

まじ初っす。

友二さんたちの行なっているクラウドファンディングも残り少しですが、ありますので、ぜひ支援してみてください!

こちらから▶︎2人の大学生が仕掛ける至高の25年秘蔵酒プロジェクト「才媛ノ誉」

また、新たにオープンしたコミュニティの方もまだまだメンバー募集中だそうなので、日本酒好きな方はぜひ加入してみてはいかがでしょうか?好きな日本酒が飲めちゃうかもです!

こちらから▶︎愛媛の酒蔵作りの準備室

それでは今日はこの辺で。

高橋大希ちでした。


写真:ひかりり(webサイト
:高橋大希ち(twitter instgram
場所:カフェ みくろす(twitter instgram webサイト

協力:北尾友二(twitter


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