「仕事道楽」を読んで、仕事が道楽だと思った話




働く”とは、どういうことなのだろう。

ワークライフバランスだとか、ライフワークだとかライスワークなんて、『働き方』と検索しただけで、良く分からない横文字や色んな人の考えがたくさん出てくる。

働くことは、飯を食うためなのか。

はたまた、人生そのものなのか。

 

人によって当然考えは違うけれど、色々な人が色々なことを言っていて正直良く分からない。

僕はどう働きたいんだろう。

そんな答えを探している時、この本の最初の文章を読んで、読み進めずにはいられなくなった。

ある映画が人の一生を決定し、ひとつの歌が世界の見方を変える。そういう仕事をしてみたい。

新版のはじまりに より

 

宮崎駿、高畑勲と共にスタジオ ジブリをつくり、両監督の映画プロデューサーとして作品を世に送り出してきた、鈴木敏夫の働き方のはなし。

本日のほん「仕事道楽 新版」

 

どんな内容なの?

ところで皆さん。スタジオジブリが宮崎駿、高畑勲、両監督の作品をつくるために設立されたということは知っていましたか?

実はそうなんです。

そして、ちなみにジブリとはサハラ砂漠に吹く熱風のことだそうで、

宮崎駿が

日本のアニメーション界に旋風を巻き起こそう

ということで、この名前にしたそうです。

実はそうなんです。

みなさんお気づきかもしれませんが、ここまではこの本を読んで知った新たな知識を自慢しただけです。ごめんなさい。

 

宮崎監督があるインタビューで

僕は腕のいい町工場のおっさんでいたいんです

と言っていたように、ジブリの働き方は最近の所謂イケている働き方ではないかもしれません。

しかし、イケてないはずなのに、とてもかっこよく心打たれる働き方をしている鈴木敏夫。

なんで、こんなかっこいいんだスタジオ ジブリのおっさんたちは…という本です。



いまが一番おもしろい

ジブリのプロデューサーである鈴木さんが、今までにつくった映画で一番面白いと思う作品が何なのか?この問いを記者にされた時に、彼はこう答えました。

ものをつくることに関係している人間にとっては、いまやっているものがいちばんおもしろいに決まっているじゃないですか。

この答えに鈴木さんの考え方が詰まっているように思います。

他にも、

終わったものは終わったものであり、いま動いているこの瞬間が大切である。

 

ぼくはずっと、目の前のことをこつこつ努力するというのが好きなんです。~~目の前のことをコツコツこなす中で、自分に向いていることを見つけていく。これが“生きる”ということだと思います。

鈴木さんはこの本の中で何度も、何度も、目の前のことが大切なんだということを言っています。

こう何度も言われると、なんちゃら効果でそうなのかなと思わせられるほどに、何回も出てきます。



仕事は道楽なのか?

この本のタイトル『仕事道楽』。

鈴木さんにとって、“仕事”は本当に道楽なのでしょうか?

映画をヒットさせるには、たくさんの人と会い、工夫をしなければいけない。失敗は許されない。そんな中、仕事を楽しむことなどできるのか。そんな問いに対する答えが作中にありました。

「道楽」、いい言葉じゃないですか。

無理に何かにになろうとしないで、その時々のことを楽しみ、その人が好きだからやる。これはまさに「道楽」でしょう?

もしかしたら、だからこそ世の中が見えるということがあるのかもしれない。

この本を読み終わって、あぁこの人は働くことを楽しんでいるんだな、そう感じました。

 

無理に何かになろうとした時に、人はそれが叶わず挫折する。

その経験もとても大切なことなのかもしれない。

 

何になりたいの?どうなりたいの?やりたいことはないの?

僕らは先のことを聞かれるし、先のことを考えないと不安になってしまう。

でも、もっともっと今の目の前の出来事を、今の人との関係を、今を面白がれるのではないか。

そうすれば、自ずともっと色々なものが見えてくるのかなとこの本を読んで感じました。



この本の最後に鈴木さんはこう言っています。

今のこの厳しい時代の中で、プロデューサーとしてやるべきことは何か。まだよく見えないけれど、現在進行形の中で考えてみようかと思っているところです。

さて、どうなるか。すべてはこれからです。

僕も、目の前のことをこつこつと、楽しみたい。

すべてはこれから。

それでは今日はこの辺で。

 

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