「帰宅部じゃなくダンス部だったから、今がある」小泉紗奈が就活せずに歩む道(前編)




僕たちはいつか「就活」をして「就職」をして真っ当に「働く」

今までなんの疑問も持たずそう考えていました。

 

しかし、少し辺りを見渡すと「就活」せずに自分の道を歩いている人がちらほらといることに気が付きました。

「おいおいそんな生き方あったのかよ」と。

そう思った僕は、彼・彼女らに話を聞いてみることにしました。

 

「就活」せずに自分の道を歩きはじめた人たちの物語…


今回話を伺ったのは、愛媛大学生の小泉紗奈さん

昭和20年に愛媛県で創業された「小泉製菓」という大判焼き屋さんの娘さんで、ダンスや着物のモデル活動、ライターなど幅広く活動されています。

現在「小泉製菓」の経営にも参加しているという小泉さんですが、大学入学時にはお店を手伝うつもりはなかったそう。

跡取り娘になるという選択、またその多様な活動。

彼女の「就活」というレールから降りた歩き方をきいてみたいと思います。




自分の表現したいことを表現するのが好き

左が小泉さん、右がタカハシです

タカハシ

色々やっとるのは知っとるんやけど、もう一回何やっとるか教えてもらってもいい?


小泉

今は一つは大学生をしながら小泉製菓のことと、モデルの活動ダンスはちょっとお休み中なんですけど、それと着物のことですね。


タカハシ

ほ~色々やっとるから今回はそれぞれゆっくりきいていきたいと思うんやけど。

どれを一番最初に始めたん?


小泉

最初はダンスでしたね。2歳くらいかな、歩き始めた頃からやってますね。


タカハシ

2歳ってまだ生後24ヶ月しか経ってないやん!

生後2歳赤ちゃんの成長と育児で知っておきたいこと

生後2歳をググってみたら想像以上に可愛かったです… 出典:https://akachanikuji.com/2yearsrold

小泉

お母さんが元々ダンスが好きで、お姉ちゃんもジャズダンスとかをしていたので、赤ちゃんの時から一緒にスタジオに入ってたんですよね。


タカハシ

その光景絶対かわいいな。


小泉

私洋服も大好きなんですけど、それもお母さんの影響で。


タカハシ

お母さんも洋服が好きなんや。


小泉

そうですね。ダンスの発表会の時とかの衣装も作ってくれてたりしたので。

時代を感じる写真ですねぇ…あれ?時代?

タカハシ

母すげぇ。お母さんが小泉製菓の社長さんなんだっけ?


小泉

副社長ですね。おじいちゃんが社長で。

昭和20年創業の会社の「ずっとこれからも」は重さが違います…

タカハシ

今一気に小泉製菓のことが身近になったわ。

なんかモデル活動もしとるよね?


小泉

はい、中学の時からですかね。

着物モデル、似合うなぁ

タカハシ

どんなきっかけで?


小泉

それは小さい時から髪を切ってもらっていた美容師さんが紹介してくれて。


タカハシ

モデルの何が楽しかったん?


小泉

ステージに立つのが好きなんですよね。

人に見られながら注目を浴びたり、自分の表現したいことを表現したりするのが好きで。

ステージに立つのが好きなんですよね

タカハシ

中学の時はダンスはあんまりしてなかったん?


小泉

小学5年の時に一回ダンスやめちゃったんですけど、「やっぱり踊りたい」と思って、中学の時にダンススタジオに入ったんですよね。


タカハシ

ダンススタジオに。


小泉

それまでは、クラシックバレエをやってたんですけど、スタジオに入ってからはヒップホップとかジャズとか違うジャンルのダンスを始めて、すごい楽しかったですね。


タカハシ

そん時のダンスは何が楽しかった?


小泉

踊ることも楽しいんですけど、誰かが自分の踊りに反応してくれているのを見てもっと頑張るみたいな感じでしたね。



帰宅部でもいいと思って入ったのに…

タカハシ

高校もそこのダンススタジオでダンスを続けて~っていう感じ?


小泉

そのつもりだったんですけどね


タカハシ

意味深

意味深すぎて右手がさまよっています

小泉

高校に入って帰宅部かバンド系の部活に入って、ダンスはスタジオでやろうと思ってたんですけど


タカハシ

音楽もやりたかったんや。


小泉

歌歌うのが好きなので。でも


タカハシ

でも?


小泉

部活紹介の時に

「あれ踊り始めたグループがあるぞ」って。

それまではダンス部があるのをそもそも知らなかったんですよ。

これ後輩に知られたらダメなやつです笑

タカハシ

まじか。


小泉

それでバレエの時の友達がたまたまクラスにいて

「紗奈ちゃんダンス部の見学に行くよね?」って言われて。

「そうよね~行こうか~」っていうノリで行ってみたのが始まりでしたね

そう、始まりでしたね…

タカハシ

その「はなんなんだ?


小泉

部活見学行ったら、先輩に「土日は休みやし、リズム系のダンスもするし、楽しいよ~」って言われて、軽い気持ちで入ったんですよ。


タカハシ

まさか。


小泉

全て嘘でしたね。土日に休みなんかないし、めっちゃ体育会系で厳しいし。私が入った時は40人くらい部員がいて大所帯だし。

「嘘でしたね〜」の時の表情です

タカハシ

先輩見事やな。


小泉

大会でも毎年優勝しとるくらいの強豪校だし、入ってすぐ夏の大会に向けてめちゃ練習してて「辞めます」とか言える空気じゃないんですよ。


タカハシ

「帰宅部でもいい」とおもっとったくらいやのに。

「帰宅部でもいい」から、「めちゃきつ運動部」という移動の差になんとも言えぬ表情になりました

小泉

そうですよ。ほんとに厳しかったので、これで辞めるとか言ったら殺されると思って。

しかも、その時私、部の中でも下手くそな方だったんですよ。


タカハシ

え~スタジオとかいっとったのに。


小泉

周りの人は新体操とかバレエで経験積んでる人とかもいて。それで悔しいって思ってしまったんですよね。


タカハシ

思ってしまった?


小泉

悔しいって思ったらもう辞めれないじゃないですか?


タカハシ

確かに。悔しいよな、それで辞めたら。

それから、ダンス一色?


小泉

がっっつりダンスですね。ダンスしかしてなかったです。

思い返してもらっても、やはりダンスしかしてなかったです

タカハシ

「っ」の多さがそれを物語っとるは。

ダンス一色の3年間はでかかった?


小泉

でかかったですね。あの時期にダンスを思いっきりやってなかったら、中途半端にやってたか、辞めてたと思います。


タカハシ

思いっきり。


小泉

最高学年の時、私キャプテンだったんですけど。


タカハシ

ぽいわ~。


小泉

毎年優勝している中で、自分の代で優勝をとぎらせるは絶対嫌で。


タカハシ

何そのプレッシャー。結果は


小泉

優勝しました!


タカハシ

マジカッケェ。


小泉

それで自分で納得できる形に持っていけたなと。

あそこで踏ん張りきれてなかったら、今に全然繋がってなかったなと思いますね。

やりきったからこそ、今に繋がってますね

タカハシ

それで愛媛大学社会共創学部産業マネジメント学科の第1期生として入学すると。


小泉

そうですね。


タカハシ

あれ?体育系のコースでダンスをがっつりっていう選択ではないんや?


小泉

それはですね

<中編>へ続く

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Text by 高橋大希(Twitter Instagram  Youtube
Photo by 鈴木ひかり(Instagram
場所の提供:マツヤマンスペース(サイト Facebook


小泉紗奈
・Instagram(@sana_pippi
・ブログ(私の/脳みそ/と/腹ん中

こいずみ