「直感で行動し、思考する」白方大海のミナモトとは(前編)




あなたの周りに「なんでそんなことやってるの?」と思わず尋ねたくなるような人はいませんか?

 

お金になるわけでもない。

誰かに頼まれたわけでもない。

しんどいこともある。

 

そんな“別にやらなくていいこと”に全力で取り組んでいる人が時々います。

 

どうして彼らはそんなことに全力で取り組めるのだろうか?

ここではそんな彼らの“ミナモト”をきいていこうと思います。


戦隊モノの一番最初の全体人数でもある五人目は、

大学入学後、突然農業に目覚め、現場を見て回るために休学して日本一周をしたり、

溢れんばかりの愛情を乃木坂46に注いだり、

自分で野菜を育てて、溢れんばかりの愛情を注いだり、

冬なのになぜかいつも半袖を着ている、愛媛大学社会共創学部の白方大海くんです。

 

彼の活動の“ミナモト”は何なのでしょうか?




何がしたいのかを本気で考えた

左がタカハシ、右が白方くんです

タカハシ

大学に入った時から、農業っていう分野で色々しようと思っとったん?

 

白方

全くですね。予想だにしてなかったです。

 

タカハシ

どんなきっかけがあったん?

 

白方

濱村駿介さん(以下ハマ君)って知ってます?

※濱村駿介さん…白方君の高校・大学の先輩で、色々な活動をしている人。ぼくも尊敬しています。

タカハシ

存じておる。

 

白方

高校の時からハマ君の大学での活動を知っていて、大学に入ったら「あんな風に色々したいな」とは思ってたんですよね。

 

タカハシ

高校の先輩か!

 

白方

そうですね。

 

タカハシ

で、大学に入って何をしたん?

 

白方

すごい短絡的なんですけど、ハマ君と同じように、最初の夏休みにウェールズへ行きました。

ウェールズはここです。

タカハシ

お~どうだった?

 

白方

英語が喋れるようになったわけでも、価値観が変わるわけでもなかったですね。

海外に行っても何も変わらなかったです…

タカハシ

なかったんや。

 

白方

そこで、誰かの後ろをついて行っても、自分が何をしたいのかはわからないなっていうのに気付いて。

 

タカハシ

ほうほう。

 

白方

そっから、「これからどしよう?」っていうのをめっちゃ考えるようになりましたね。

それと、きっかけもう一つあって。

 

タカハシ

もう一つどうぞ。

 

白方

それがエンカレッジですね。

エンカレッジ…学生の就活を支援する学生団体。

タカハシ

エンカレのイベントで?

 

白方

そうですね、エンカレのイベントで。

ぼくのその時にディスカッションした周りの人たちが将来のことを本気で考えている人ばかりで、俺もっと本気で考えないとヤバいなって思わされたんですよね。

 

タカハシ

1年生からそういう就活のイベントに参加するってすごいね。

 

白方

ぼく元々就活っていう区切りが嫌いなんですよね。

「就活」ってなんなんでしょう?

タカハシ

嫌い?

 

白方

だって将来のこと考えるのって3年生の就活が始まるタイミングじゃないじゃんって。1年生の時から考える必要はあるし、就職した後も必要だしって。

 

タカハシ

たしかに。

 

白方

働くことも自分がどう生きたいのかも、そのイベントから本気で考え始めるようになりましたね。



直感と行動

タカハシ

農業に興味を持ったのは何でなん?

 

白方

それからずっと将来のことを考えていたんですけど、半年後くらいかな…

Facebookでたまたま南予のみかん山をモノレールが降りていく動画を観たんですね。

それで直感的に将来農業しようって思いましたね。

タカハシ

直感やな…

予想よりもはるかに直感でした

白方

だから、農業を変えたいとか、実家が農家とかではなく、偶然と直感でしたね。

 

タカハシ

その直感の後、どんな具体的な行動をしたん?

 

白方

そうですね。正直その直感だけだと、心もとなかったので、地元にある農業法人で半年くらい休日や空きコマで実際に現場で働いてみました

 

タカハシ

なるほど。

 

白方

そこで、農業への情熱が出てきて、半年くらいやった後に将来農業の仕事をしようと決意しましたね。

 

タカハシ

さっき、

「半年間将来のことを考えて…」

って話しとったけど、エンカレのイベント10月でみかん山の動画に出会ったの12月やから2,3か月しか悩んでないけどな。

どれだけ計算しても2,3ヵ月しか悩んでない

白方

長く感じたんですよ。苦しいじゃないですか?自分と向き合うの。自分って何も出来ないってことにも気付かされるし。

 

タカハシ

でも、2,3か月で自分のやりたい事をみつけられるって奇跡やもんな。

 

白方

そうですよ。4年間見つけられなかった可能性も大いにあるだろうし、もしかしたら次の日かもしれないし、それは全くの偶然でしたね。

「やりたいこと」が見付かったのは、ほんとに運が良かったですね。



狭く深く学ぶ

タカハシ

実際に現場で働いてみてから、なんで「やっぱり農業をやりたい」って思ったのか教えて欲しい。

 

白方

農業って一人では出来ないので、何かをする時に誰かがいたんですよね、人だけではなく自然とも。

それを繰り返すと「自分、人間らしく生きてるじゃん」って、それがすごい良かったんですよね。

 

タカハシ

ほうほう。

 

白方

人間・自然というコミュニティの中で、「人間らしく生きていられるという豊かさ」を感じられたので、農業の世界にやっぱり進みたいと感じましたね。

 

タカハシ

求めているものが「人間らしく生きたい」だとすると、農業以外にも選択肢はあると思うんやけど、他の選択肢は考えんかったん?

 

白方

農業以外の分野で働くっていうのは、意図的に考えないようにしていました

意図的にですね

タカハシ

意図的に?

 

白方

自分って一人しかいないじゃないですか?

その一人が出来ることって限られていて、どんな風に時間を配分するのかっていうのはすごい大事だと思っていて。

農業を今学びたいと思っているのに、他に手を出すより、とことん農業に向き合った方がいいと思っていたので、意図的に考えないようにしていました。

 

タカハシ

なるほど。

 

白方

それに、深く狭くやっていくと、農業もIT・法律・哲学、色んなものが関わって来るんですよね。

だから、一つのことを突き詰めると色んなことを同時に学んでるんだなっていうのは気付きでしたね。

1つのことを深く学ぶと色んなことに繋がってたんですよね

タカハシ

それでさらなる現場を求めて日本一周に行ったと。

 

白方

そうですね…

 

タカハシ

で、日本一周の話なんやけど…

 

<中編>へつづく

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Text by 高橋大希(Twitter Instagram
Photo by 鈴木ひかり(Instagram
場所の提供:そらいろのたね(Facebook


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