僕には一年中半袖の友人がいる




僕には、一年中半袖の友人がいる。

小学生のころは、一年中半袖で過ごすことがカッコイイという謎の価値観が、たしかに存在していた。

しかし、その友人は僕とほぼ同い年の22歳で、しっかりと大人だ。
もう流石に、”一年中半袖で過ごすことがカッコイイ”という価値観からは脱却し、

「世の中、足が速いだけじゃモテねぇな…」

と、学年対抗リレーごぼう抜き後モテモテ現象すら過去のものとなっているはずなのである。
かといって、彼がとんでもないバカなのか?というと、そういうわけでもない。

 

先日、彼は22歳の誕生日を迎えた。

友人が順調に年を重ねるというのは、非常に喜ばしいことである。ここは一つプレゼントを送ろう。と思った僕は、彼に欲しいものを聞いた。

そして彼に送ったプレゼントがこちらである。

「ちょっと高くて手が出なかったんだよ〜」

と彼はいっていた。

たしかに本にしては少し高い。どんな本なのだろう?と、気になり内容の簡単な紹介文を読んでみると、

〈神話と科学〉〈未開と文明〉〈神話と歴史〉〈神話と音楽〉などをテーマに、CBCラジオ(カナダ)で放送された5回の講話を編集したもの。

すでに出版されていた『野生の思考』『神話論理』四部作などに対する読者の反応や疑問を集約した、短い質問に答えるかたちをとっている。

フランス語でなく英語で、書くのでなく話した――この二つの理由から、
神話的思考の本性と役割、神話研究の意義と方法についてのレヴィ=
ストロースの基本的な考え方を、きわめて率直かつ明快なことばで読みとる
ことができる。彼自身によるレヴィ=ストロース入門。

どうやらカナダで神話を研究しているレヴェ・ストロースという人が、ラジオで話した内容を本に再構成したものらしい。

どういう日常を送るとこの本にたどり着くのだろう。

彼は、「読み終わったら貸すよ。読んで議論しようぜ!」といっていたが、僕に本が渡ったが最期、一生議論は始まらないだろう。

まぁ、レヴェ・ストロースに出会う読書体験をしている奴が、ただのバカではないことは、カナダの人には分かってもらえるだろう。(レヴェさんカナダ出身)

 

では、なぜ彼は一年中半袖なのだろうか?

もしかしたら、彼は赤道付近で生まれ育ち、つい最近この四季のある国日本にきたために、長袖の存在を知らないのではないか?

と、思った方もいるだろう。残念。彼が半袖になったのはここ1、2年の話なのだ。

 

彼は、昨年日本一周の旅をした。

「日本中の農業の現場を見てみたい」という熱い思いのこもった旅だった。

この旅の中では、彼はどうやら長袖を着ていることもあったらしい。目撃情報が多数寄せられているので、間違いない。

 

しかし、異変は日本を一周してから起こった。

そう、彼は、日本を一周したことにより、上半身に半袖以外を着るという、四季のある日本に住むには必要である能力が欠如したのだ。

あぁ、日本一周でたくさんのことを学びすぎて、「上半身には半袖以外もきてイイ」ということが脳味噌の中から、溶けて出ちゃったんだな。

と思った方。たしかに当初は僕もそう思っていたが、どうやら違うようなのである。

 

彼は、自分から毎日半袖を着る生活を選択しているのだ。

あぁ〜今日は寒そうだなぁ…という日も。

あぁ〜原付で5キロの移動は寒いって…という日も。
(ちなみに先日一緒に原付で5キロ程度の移動をした時は、手袋だけはしていた)

彼は、毎日、毎日、コートもあるだろう、パーカーもきっと入っているだろう、そのクローゼットから半袖を選び取って着ているのだ。このクソ寒い今日も、彼は半袖を選び取って、1日を過ごしている。狂気の沙汰である。

 

彼が、半袖で過ごすことが健康に良い。という思想を持っているのではないか?と感じた方。

僕も流石にもうそれしか理由はないだろう、と思っていた。

しかし先日彼は、

「冬に半袖で過ごすと、時々心臓が止まりそうになる」

と言っていたので、絶対に健康に良くないし、彼もそれは自覚しているようだ。

それに、この前暖房の効いた部屋にいる時に、

「あったけぇ〜もう外に出たくない…」

と呟いていたので、寒さを感じるのが好きという変態的性癖を持っているわけでもないようだ。

 

なぜ、彼は一年中半袖で過ごすのか。

僕は、最近このことが気になって仕方がない。

昨日なんて、彼が長袖を着ているところをみて、「なんでだよ!」と叫びながら起きた。もはや悪夢として夢に出るレベルで気になっているのだ。

 

別にわざわざここでこんなに長々と書かなくても、僕は彼のLINEを知っているので、

「なんで半袖なの?」

と聞けば、この問題は解決する。

しかし、ここまで聞いてこなかった手前、普通に聞くのがもったいなく感じてしまっている自分もいる。

というか、少し腹も立ってきた。

なんでこんなに長い文章を、僕は書いているんだ?

そう彼が長袖を着てくれていれば、この時間はもっと有意義なことができたのに。

そうだ、彼にも同じように苦労してもらおう。いっぱい文章を書いてもらおう。ちょうど僕は「いつか勇者をたおしたい」というブログメディアも運営している。

 

ということで、彼こと「一年中半袖の友人」に、僕のメディアーいつか勇者をたおしたいーで、記事を書いてもらおうと思う。

この文章をここまで読んでくださった方は、もう彼のことが気になってしょうがないと思う。

あえて僕はここで彼のことをここで事細かに紹介することはこれ以上しない。

もし、彼に聞きたいこと、もはや彼に関してじゃなくても良い、恋愛に関してでも良い、お金に関してでも良い。以下のフォームに送って欲しい。

https://forms.gle/wBcuK2FY7tNYQkhe7

彼が、一年中半袖しか着ない男が、半袖しか着ないなりに、返事を書いてくれるはずである。

その返答は、通り一遍のその辺の冬にセーターを着てコートを着ているような奴とは違うはずだ。だって彼は、半袖なのだから。

 

もちろん一番最初は僕が質問をさせてもらう。

聞くことは決まっている。今読んでいる方が想像しているであろう質問である。

更新したら、下のLINE@で配信するので登録いただくか、更新したなぁというタイミングを絶妙に察知してぜひ読んで欲しい。

それでは、またお会いできたら嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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愛媛のベンチャー企業で働く広島出身のカープファンです。 この写真は、オクラの花がオクラの味がするという衝撃の事実を知り、友達にその事実を伝えるためにラインしまくる15秒前の様子です。